「レビュー」アルジャーノンに花束を。
今を大事にしたい読書好きが読む小説

感想

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こんにちは。

お風呂で本を読んでると本まで汗だくになりがちなひつじです。

転職してから職場での人間関係がうまくいかない・・・

という悩みを抱えていました。

そこでいろいろなビジネス書などを読み漁っていたのですが、

元々好きでよく読んでいた

「アルジャーノンに花束を」

を気分転換に読み返したことがきっかけで、

職場での人付き合いがうまくいくようになりました。

この記事では、

心に響く小説「アルジャーノンに花束を」の紹介をしています。

「アルジャーノンに花束を」とは

知的障害を持つチャーリィ・ゴードンが脳手術を受けて、

飛躍的に知能指数が上がるが心の成長に葛藤する物語です。

アルジャーノンに花束をの口コミはこちら

昔から辛いことがあったときによく読んでいたのですが、

「大人になり」「環境が変わり」

改めて読んだことで、ビジネス書には書いてない

仕事以上に人生で大切なことを思い出させてくれました。

この記事では
「アルジャーノンに花束を」

を解説しています。

初めに読んだ影響から伝えると

  • 人との接し方が変わった
  • 思いやりを持てるようになった
  • 今という時間を大切にできるようになった
  • 人間関係に悩んでる人
  • 先送りや先延ばしがちな人
  • 自分を大切にできない人

ぜひ読んでください。

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作者

ダニエル・キイス

アメリカ合衆国の作家。ヒューゴ賞を受賞した中編とそれを長編化したネビュラ賞を受賞した『アルジャーノンに花束を』で知られている。オハイオ大学教授。2000年、アメリカSFファンタジー作家協会はキイスに名誉作家(英語版)の名誉を授与した。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
代表作

「アルジャーノンに花束を」の初版は1959年ですが、

今読んでもなお

心を揺さぶるものがあります。

ひつじの感想ですが、

心の葛藤や内面を描き出す点が非常にうまく、

読むうちに気づくと登場人物にのめり込んでしまいます。

ノンフィクションで知られる

「ビリーミリガン・シリーズ」

ビリー自信がキイスの著書を読み、

実際に依頼したことから生まれたといわれています。

24人のビリーミリガン口コミはこちら

登場人物

チャーリィ・ゴードン

賢い人に憧れる知的障害者

体は32歳、知能は6歳児の主人公。

人を疑うことを知らず、誰にでも親切に接することができる

とてもやさしい青年。

手術後IQ68からIQ185の知能を持つようになることで、

皮肉にも今まで理解できなかったことが分かるようになる。

また、心の成長が追い付かないことで葛藤に飲み込まれていく。

誰もが経験者?

あなたも経験したことありませんか?

頭ではわかっているのに、心では納得できない。

チャーリィは誰もが過ごす思春期を、一瞬の間に過ごしてしまいます。

心の整理ができない間に変化していく環境に、あなたも共感できるはずです。

アルジャーノン

チャーリィが受ける手術の実験体「ハツカネズミ」

想像できるでしょうか?

IQ185のハツカネズミを。

IQ185のハツカネズミは、

実験体にされている現状を受け入れてるのでしょうか?

そして、

アルジャーノンはチャーリィより先に手術を受けています

チャーリィの共感者はアルジャーノン?

自分と似た環境を過ごした人に親近感がわきませんか?

チャーリィはアルジャーノンを仲間として意識していきます。

そして、

アルジャーノンの最後も見届けることになります。

IQ185の青年はそんな最後を見て、

どんな行動を起こすでしょう。

きっとあなたも同じことを考えるはずです。

アリス・キニアン

最初から最後までチャーリィを対等な人間として接する女性教師

とても親身でとてもやさしい女性。

チャーリィの成長を間近で見守っています。

教えた事を確実に吸収しながらたくましく成長していくチャーリィ。

ひたむきに一生懸命なチャーリィをそばで見守っているアリスは、

いつしか彼に恋心を抱いていきます。

見守っていた人がたくましく成長していく

ひつじも憧れの先輩に認めてもらいたいと思った経験があります。

実績も経験もある教師アリスと純粋でしっかり成長していく元知能障害のチャーリィ。

そんなひたむきな人を見て、

あなたはどう思いますか?

あらすじ

6歳児程度の知能しかないとても優しい「チャーリィ・ゴードン」は、

頭のいい人にとても憧れています。

パン屋で地道に働きながら、障害者向けの学習クラスに通っていました。

ある日学習クラスのチャーリィをよく知る担任「アリス」から、

知能発達研究をしている、ニーマー教授とストラウス博士を紹介されます。

先に手術を受けた「アルジャーノン」を見て、チャーリィは手術を受けることを決断します。

術後チャーリィのIQはたった数ヶ月で上昇していきますが、心の成長が追い付きません。

また皮肉なことに、

母親がいない理由や今まで信じていたことが間違っていたこと。

知能向上により今まで理解できなかったことが分かるようになります。

そんな葛藤が続く日々を過ごす中、アルジャーノンに変化が起きます。

知能が失われていくのです。

そんなアルジャーノンを見て、

チャーリィは退行を止める手段を探します。

日に日に失われる知能。

亡くなる「アルジャーノン」。

自分にこれから降りかかることを理解する「チャーリィ」。

それを見守る恋心を抱き始めていた「アリス」。

彼が最後にとる決断は・・・

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感想と影響

「アルジャーノンに花束を」の感想

「アルジャーノンに花束を」は、

日記のような形式で進んでいきます。

最初はとても読みづらく、読書初心者の人にはおすすめしません。

ですが、

読み進めるうちに「チャーリィ」に感情移入してしまいます。

なぜなら、

あなたにも経験があるはずだからです。

  • 思春期の頃のような心の葛藤
  • 成長していく喜び
  • 戻らない時間

「アルジャーノンに花束を」を読めば、今を大事にと思うはずです。

そして、

最後に「チャーリー」が伝えた言葉。

あなたが持っている「人としてとても大切な事」を思い出すはずです。

  • 人間関係に悩んでる人
  • 明日やろうが癖になってる人
  • 自分を大切にできない人

ぜひ読んでください。

結論 「人間関係に疲れたとき、今を大事にしたい人におすすめの小説」

心を揺さぶる

読めば前向きになれる小説

「アルジャーノンに花束を」の紹介をしました。

そしてひつじも、

記事を書きながら思い出して泣いてしまいました。

  • 今を大切にできない人
  • 人間関係がうまくいかない人
  • 明日やろうになりがちな人

ぜひ読んでください。

読み終わったとき、

あなたが忘れていたものを思い出しています。

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