「挫折した」
「たった3話で」
「バカなの?死ぬの?」
神アニメだって聞いてたのに離脱した、初見挫折組のよるです。
生まれ変わってもまた見たいアニメが爆誕しました。
「シュタゲ」の魅力を一言でいうと、
「緻密な設定、伏線回収、成長していくキャラ、葛藤を乗り越える人間ドラマ」
いや、一言では語れんわ。
「卍解」とか「領域展開」の経験者は、仕事から帰ったら垂れ流しでもいいから見て。
物事を斜に構えてるのがいかに幼稚なことか教えてくれるから。(勝ち組は見んでヨシ)
あなたがこの記事にたどり着いたのも必然だ。
情熱をなくした人間に突き刺さる「シュタゲ」の素晴らしさを、語り合える仲間がほしいので圧倒的主観で布教します!
ちなみに、世界線という考えを最初に世に出し認知させたのはシュタインズゲートです。(だと思ってる)
はじめにシュタゲの説明を簡単にしときます。
シュタインズゲートとは
過去を変えずに未来を変える物語。
国家重要指定文化財に指定すべき歴史的神アニメです。
2009年に放送されて以来、今なおタイムリープ系アニメのトップに立ち、ゲーム原作アニメでもトップに立ち、緻密な設定と怒涛の伏線回収で他の追随を許さない伝説のアニメ。
以降、タイムリープ系アニメはシュタインズゲートを超えたか超えてないかで語られるようになります。俺の中で。
初見にはハードルが高いことでも有名で、初回から伏線をばら撒きまくり物語が動き出すのは5話と遅め(初見挫折組乙!)。
あの頃のネット用語てんこ盛りで、正しいスラングの使い方が学べる歴史的にも貴重なアニメです。
元はマルチエンディングのゲームが原作(だから設定が緻密)で、ADVゲームの中でもすこぶる評価が高い。ゲームも胸熱なのでアニメを見終わったら1作目のシュタインズゲートだけでもプレイしてほしい。
ちなみにアニメは「シュタインズ・ゲート24話+1話」「シュタインズ・ゲート ゼロ24話」「劇場版 負荷領域のデジャヴ1作」の3作品。後はおまけ程度のOVA。
1作目の「シュタインズ・ゲート」だけで綺麗に完結しているので安心してほしい。
蛇足ですが、ツンとデレの絶妙な配合を誕生させたキャラもおすすめポイントで、推しはクリスと萌郁。
全キャラ緻密にストーリーに関わりながら見せ場があるので、興味のある変態は推しキャラを作ってどうぞです。
アニメを見る上で推しを持つことは必須なのでぜひ参考にしてください。
シュタゲのあらすじ
ストーリーは、死のループから幼馴染を助けるためタイムリープを繰り返すが失敗を繰り返すうちに葛藤を抱えていく物語。
過去に失敗や挫折を経験したことがある人ほど共感する点が多いアニメだと思う。
使ってみたくなる単語の羅列が多いのも特徴の一つで、
「エル・プサイ・コングルゥ」「トゥットゥルー」「ジューシーから揚げナンバワーン」なんかはしばらく頭から離れなくなる。
以下あらすじ。
物語は2010年、最先端の街(だったあの頃の)秋葉原を舞台に、岡部倫太郎(通称:オカリン)が未来ガジェット研究所の橋田至(通称:ダル)とツンデレネラー天才の牧瀬紅莉栖(通称:クリス)の協力により、過去へメールを送信する「電話レンジ(仮)」を完成したことから始まる。
1つ過去を変えるたびに少しずつ未来がズレていく。
最初は興味本位で過去改変を試みていたが、少しずつズレていった未来が悲劇的な世界に集約されるが時はすでに遅く……。
覚えておきたい主要キャラ
リーディングシュタイナー持ちの主人公「オカリン」
タイムリープを繰り返しながらシュタインズ・ゲート世界線を目指す、失敗と葛藤を繰り返す厨二病の陰キャ代表。
「あれ?俺じゃね?」
宝くじを当てたい志の低い男でアホっぽいけど優秀。(続編のゼロで証明される)
理由あって中二病を演じている
実は、理由あって厨二病を演じてる。
初見は、あまりのウザさに辟易してドロップアウトするかもしれない。
でも、見終わると
前半 オカリン厨二すぎ
から、
後半 オカリンかっけー
になる。
しかもゼロに至っては、
ゼロ 鳳凰院凶真が恋しい
に必ずなる。
それくらいカッコいいやつである。
私の推しは「牧瀬紅莉栖」ことクリスティーナ
天才的頭脳と絶妙なツンデレブレンドの最高傑作。
ツンデレ属性、隠れオタク、記憶がなくても一途という特殊スキル持ちで、あらゆる世界線でツンとデレの深淵に誘い込む貧乳ヒロインだ。
父親に嫌われている。
クリスの魅力
しかも、「なんぞこれ!」と言ってしまう系女子だ。
いそうで、いなそうで、いそう。
この感覚が大切。
忘れてはいけないのが、アニメとはいえ現実からかけ離れすぎてはいけない。
最近のなんでも目は大きい方がいいという風潮とは一線を画す、少し切長のキリッとした目。
オタクを隠すこともなくなりつつある現代において、隠れネラーという点もポイントが高い。
そして絶滅の危機を今まさに迎えようとしているツンデレ。
このツンとデレを絶妙な配分で内包する。
ベギラゴン。いやイオナズンくらいの破壊力はあるかもしれない。
そしてもう一つの魅力が天才。
タイムリープマシンを作ったこともさることながら、驚異的な理解力と建設的な議論にも平然と答えてくれる。
もし、プリンを食べたことを追求されたうえに、叫び声をあげ、過去を掘り返し、部屋が破壊されたことがあればこの魅力がわかるはず。
みなまでは言うまいが、これほど魅力的なヒロインはいないだろう。
シュタゲ10週目を見終わった感想

何回見ても寝不足。
周回すると序盤こそおもしろい。
少しずつ非日常に足を踏み入れていく5話。
「Hacking to the Gate」が流れ出すワクワク。
胸熱の13話「跳べよおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」。
21話、α世界線からβ世界線に行くということ。
心が壊れそうな22話。
「シュタゲ」は緻密な設定と綺麗な伏線回収が過去一最高なんだけど、やっぱり最大の魅力は人間ドラマだと思った。
厨二病なストーリー。
自分を犠牲にするキャラたち。
神がかったタイミングで流れ出すBGM。
終盤にすべてが繋がる伏線。
見終わった後のスッキリ感と見終わってしまった寂しさが絶妙に混ざり合う余韻がたまんない。
改めて、初見挫折した自分をとっ捕まえて「バカなの?死ぬの?」と伝えてやりたい。
最大の魅力は人間ドラマ
魅力的なキャラが多く、細かいセリフや描写のひとつひとつが伏線になっていたりする。
キャラの背景にも隠された伏線が結構あって、自分を犠牲にするキャラの葛藤はリアリティがあって泣けるし、過去改変した後に元に戻すことで起こるジレンマは切実さが胸をえぐってくる。
後半は、少しずつ伏線を回収しながら加速度的に全てのピースがハマっていくさまは何度見返しても目が離せない。
タイムリープっていうSF的要素の非現実的な展開なくせに、リアリティのあるエグい展開と人間関係の複雑さが巧みに織り交ぜられてるから、妙に共感を感じさせてホントたちが悪い。
思い入れのあるキャラを追ってると、10周目でも新しい発見があるからおもしろい。けど、泣ける。
ただのSFアニメでもハーレムアニメでもなく、過去と未来、運命と選択の間で揺れ動きながら、一つの決断で全てが変わる物語だからこんなに好きなんだと思う。
アニメ界随一の伏線回収
シュタゲは確かに初見にはハードルが高く、つまらないと言われがち。
序盤は分からない伏線が多くそれが初見離脱の原因にもなってると思うけど、2周目は序盤のほうがおもしろいから不思議だ。
些細な会話や描写が、後半で怒涛のように回収されていくのは圧巻すぎてもはや草。
何気ない日常シーンが重大な意味を持ってたり、何周しても「繋がってるやん!」と驚かされてビビる。(メタルウーパがメタルである意味よ)
ゲーム原作だからか、緻密に計算されたストーリーテリングは他の追随を許さず、この完成度がシュタゲを神アニメたらしめている最大の理由だと思ってる。
結末が分かっていても1度見始めると止まらない。
特に、挫折や失敗を繰り返した経験がある社会人には突き刺さるものが多いアニメだと思う。
人生の儚さや後悔、そして「変えられない変わらない運命」と向き合ってるのも特徴で、見れば見るほど胸に響くものがある。
繰り返されるタイムリープや伏線の回収も目を離せないし、日々の忙しさや人生の岐路に立たされる大人にこそぜひ見てほしい。
改めて今までの自分の選択や決断を振り返り、見つめ直すきっかけを与えてくれたのがシュタゲだった。
タイムリープ系アニメの中でも群を抜いている
タイムリープ系アニメはシュタインズゲートを超えたか超えてないかが基準になってる(俺の中で)。
例えば、有名どこの「サマータイムレンダ」や「東京リベンジャーズ」と比べても、起承転結の綺麗さはダントツだと思う。
ちなみに、タイムリープとタイムトラベルは全然違います。
起:電話レンジができる、承:過去改変する、転:未来が悲惨な結末になる、結:世界を騙す
このスムーズな展開と爽快感が、未だに見返させる理由なんだと思ってる。
初見にはハードルが高いアニメ
名作、神アニメにありがちだが序盤は退屈な展開が多い。
話が動き出すのは5話から。しかも転がりだすのは12話。
うん、まぁ挫折するよね。
序盤があるから成り立つ神アニメ
でも、シュタゲは前半の積み重ねがあるからこそ成り立つ神アニメ。
序盤を面白くないと思ったとしても、それを乗り越えて中盤まで行けるかどうかでマジで人生変わってくる。
伏線ばら撒き日常回とタイムリープできるまでの実験回を進めているから展開は遅いけど、少しずつ確実に非日常に脚を突っ込んでいく不気味さが前半最大の面白さだと思う。
なんなら、10周目になると後半より前半のがおもしろいとさえ思うから不思議だわ。
言い過ぎた。でも、後半と同じくらいおもしろい。
ちなみに初めて見た時は3話で挫折した。
たった3話で挫折して草。
だから、最初はビールでも飲みながら仕事終わりにダラダラ見るのがおすすめ。
ばら撒かれる伏線、深掘りされるキャラ、葛藤のジレンマ、過去改変のパラドックス、怒涛の伏線回収。
5話から少しずつ物語が動き出して、13話から転げ落ちるように怒涛の展開、結末を知りたい衝動に駆られてラストまで一気見。
からの2周目。
「ハマっとるやないかい笑」(蛇足だが、鬼滅の刃のキャラの深堀り展開は、シュタゲから来てるのでは?と俺の中で話題になってる。)
ハマったきっかけ
蛇足だけど、ブラック飲食社畜で身も心もズタボロになり勢いで仕事を辞めた時にシュタゲを見た。
斜に構えたい気持ちや作為的なものへの嫌悪感でいっぱいだったあの頃。
シュタゲはとんでもなく自分に刺さった。
初放送で挫折してから遅れること4年くらい。
批判と称賛が入り混じる賛否両論、人を選ぶ挫折した神アニメを思い出して見直した。
アニメの中でも、どうしようもなく挫折して諦めようとするシーンがあったけど、そんなところがどうしようもなく突き刺さったのかもしれない。
人生の帰路に立ったことがあれば必ず刺さるアニメだと思う。
最初はダラダラ見るのがいい
特に5話までは(長い!)。
伏線ばら撒きも多いし、初回はわからないままストーリーが進むことも多い。
でも、全てが繋がり始めるワクワク感と1本になった時の爽快感はハンパない。
乗り越えた暁には、続編に手を出して、劇場版(「いつもこの場所で」は名曲)にも手を出して、下手すればゲームにも手を出している忘れられないアニメになって1年に1度は見返して、人としても成長している(ような気がする)。
ちなみに、初見を乗り越えると
前半 オカリン厨二すぎ
後半 オカリンかっけー
ゼロ 鳳凰院凶真が見たいんや
になる。
さらに、「シュタゲつまらない」という人を見て、「シュタゲつまらないのね、うんうん、最初はつまらないよね」という危うい謎の優越感も得てしまうから、ある意味恐ろしいアニメでもある。
神曲BGM
いつも神がかったタイミングで流れ出すBGM。
「Hacking to the Gate」「スカイクラッドの観測者」「Gate of Steiner」「いつもこの場所で」「ファティマ」「アマデウス」(ゼロ、劇場版も含む)
絶妙なタイミングで流れ出す音楽には鳥肌が立つ。
今でも「Hacking to the Gate」を聞くとテンションが上がるし、「Gate of Steiner」を聞くと込み上げるものがあるし、劇場版の「いつもこの場所で」も名曲。
ハマるとBGMだけで涙腺を刺激されて危ういから気をつけてほしい。
「いとうかなこ」と「シュタゲ」は切り離せないし、全部シュタゲを象徴する神曲。
アニメ史に残るサウンドトラックだと思う。
サブタイトルも俊逸
エヴァの「見知らぬ天井」が記憶にある人は、サブタイトルにもぜひ着目してほしい。
サブタイトルがストーリーのテーマを象徴しているような気もするけど、学のない私には何を言っているのかまるで分からない。が、とにかくすんごい。
誰かわかる人がいれば教えてほしい。
ちなみに、好きなサブタイトルは「存在了解のメルト」。
エンディング分岐はシュタインズ・ゲートゼロ
もう一つの世界線を描いたのがシュタインズ・ゲートゼロ。
厳密には、シュタインズ・ゲートの23話β版「境界面上のミッシングリンク」からの続きがシュタインズ・ゲートゼロです。
こちらも賛否両論あるけど、おもしろいと断言する。
鳳凰院凶真をこんなに待ち遠しく感じるのはシュタインズ・ゲートゼロのせい。
若干蛇足もあるけど、無印とは違うトーンなのもいいし、人間ドラマが軸になってるのもいい。
しかも、ゼロを見てから無印を見ると違った発見があるのも沼にハマらせてくれる。
真帆かわいい。
見る順番
正規ルートは、無印、劇場版、ゼロ。
マニアルートは、無印、無印23話β版「境界面上のミッシングリンク」、ゼロ、無印24話、劇場版。
あくまでゼロは分岐ルートなんで、正規ルートが無難よ笑。
まとめ
毎年見直すくらい大好きな「シュタゲ」。
人生の帰路に立ったことがあるなら必ず刺さるアニメです。
斜に構えてる自分がいかに幼稚だったかを教えてくれた。
何かを伝えたいと言う強い気持ちが時を超え、繋がって、今の自分を作り出しているのだとしたらそれはとても素敵な事だと思いませんか。
シュタゲがある世界線で幸運なルートだった。
明日になったら忘れちゃうような記憶に残らないYouTube見てるなら、ぜひ見てほしい。
ツンとデレの絶妙なブレンドに興味のある変態にも刺さると思う草。
追記、まだ魅力あった
こんな仲間が欲しかった。
シュタゲのキャラは、理想の未来を仲間のためになかったことにしてしまう。
もし、タイムリープできたとして、自分に都合のいい未来を作った後に元に戻せるだろうか?
億万長者になった後で、夢を果たした後で、好きな人が生きてる世界で。
1人はみんなのために、みんなは1人のために。
俺がなくした大和魂をアニメのキャラクターが持っている。
思えば買っておいたプリン程度で喧嘩をしている私には、はなから大和魂なんて持ってなかった。
「ごめんなさい」
プリンに名前を書くみみっちさまで持ち合わせている私には、申し訳なさしか出てこない。
だけど今なら、右のプリンを食べられても笑顔で左のプリンを差し出せる気がする。
これだけでも見る価値がある。
次に生まれ変わったら友達は大切にしようと思う。
シュタゲを周回するたびに優しくなれる。ような気がする。
モラルと教養を取り戻したような気がしないでもない。
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